健脚ラボ

トレランと旅と読書などがテーマの不定期ブログ

UTMB2019冒険記8:シャモニ-への行き方2(欧州電車の旅)

シャモニーへの行き方 (欧州電車の旅)

 タイムよりも完走重視なランナーのUTMB2019冒険記です。

 

前回、UTMB会場のシャモニーへ、パリから電車で移動したことを紹介した。このルートを選択する人はあまりいないと思うけど、折角なので、フランス国鉄SNCFの旅の様子を記録しておきます。ちなみに、TGVは欧州版新幹線、SNCFはフランス国鉄のことです。 

1.電車の予約 

いろいろネットで調べて、以下のアプリを活用。

①OUI.sncf  : SNCFの切符予約サイト

②Rail planner :欧州の鉄道ダイヤ探索

操作方法はネットで検索すると直ぐに見つかるので省略。パスポート番号登録とかちょっと面倒だけど、割と簡単に購入できました。3ヶ月位前から予約できて、早割購入だと通常価格より1-2割安かったです。

ちなみにTGVの乗車は約2時間半で運賃は約1万円(一等車)、日本新幹線と比べると、お得感があります。途中ローカル線に二回乗り換えも含め、パリ市内リオン駅~シャモニ駅までのお値段全部で95ユーロ(約1万2千円)、6時間の旅でした。

 

今回乗ったTGV

f:id:TMO2596:20200623220945j:plain

 

切符は以下のような2次元バーコード。改札や検札の時にはスマホ画面を見せれば全てOK。便利です。

f:id:TMO2596:20220107215629j:plain

出発駅Lyon内の案内表示盤。どれに乗車すればよいやら? 乗る電車の最終地を知らないので戸惑う。。路線番号9761と出発時刻7:11を頼りに乗車ホーム番号をチェック

f:id:TMO2596:20200623220826j:plain

 

車内は静かでシートも広々として快適。

f:id:TMO2596:20200623220843j:plain

 

電車はフランスの西から東に向けて走る。農業国フランスの田園をしばし堪能。かわいい家並みを見ては感激。f:id:TMO2596:20200623220052j:plain

 

乗換えたローカル線f:id:TMO2596:20200623220904j:plain

 

2.乗ってみた感想 

  1. 車内は静かで快適、平日の午前中もあって乗客も少ない。
  2. 駅に改札が無いので戸惑う。車内検札は厳しく違反者は重いペナルティを課せられるので、現地の人は無賃乗車などの不正行為はないらしい。
  3. 電車は出発時の合図音もなく出発、停車時の車内アナウンスもない。 車両前方の表示で次の停車駅を確認しておかないと落ち着かない。 不安でスマホのGoogle mapを頻繁に確認していた。GoogleMapに感謝。
  4. 乗り換え、着いた駅でどこのプラットフォームに向かえばいいのかアタフタ。日本のような親切な乗換えアナウンスはない(聞き取れなかっただけか?)。でも、ランナーらしき人がいるので、付いて行けば大丈夫。
  5. 車両のドアは自分で開閉ボタンを押さないと開かない。日本でもたまに見かけるやつ。慣れてなくドアが開くまで待って周りに迷惑がられた。
  6. 乗換え3本目のローカル線はさすがにランナーで満席。シャモニまでの山間の風景もあってテンション高まり楽しかった。 

3.当日のスケジュール 

①パリ市街から②ジュネーブ近くまでTGVで約2時間半。そこからローカル線2本、距離は短いけど時間がかかる。②→③→④で約3時間。

PARIS → CHAMONIX FR 1 passenger €95.40
 Wednesday 28 August

①07h11 PARIS GARE DE LYON TGV Lyria 9761 1e class

②09h49 BELLEGARDE SUR VALSERINE

②10h09 BELLEGARDE SUR VALSERINE TER 84608 2e class
③11h56 SAINT GERVAIS LES BAINS FR

③12h05 SAINT GERVAIS LES BAINS FR TER 18913 2e class
④12h48 CHAMONIX FR

f:id:TMO2596:20200801110655p:plain

 無事シャモニーへ到着。当日は曇り。

f:id:TMO2596:20200625083440j:plain

電車の旅ってなんかワクワクしませんか?

 

UTMB2019冒険記の目次

https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000

ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。