UTMB滞在中の宿泊
タイムよりも完走重視なランナーのUTMB2019冒険記です。
今回はUTMB期間中に滞在するシャモニーでの宿泊先について。
実は、このテーマに関するボクの情報は余り参考にならないかもしれない。いろんなUTMB体験談を読んでいると、宿がスタート地点の近くだったので直前まで部屋でゆっくりしてた〜 なんて投稿がよくある。どうしたらそんな宿を確保できるの?って感じ。誰か教えて~
1.いい宿泊を確保するためには?
UTMB2019の反省込めて思っていることです。。一般的なことばかりですが。
①宿探しを始めよう
UTMB期間中は世界中から人が集まる。サポータ、家族、業界関係者など約2万人が、小さな街シャモニ―を訪れると言われている。
1月初旬の抽選結果を待って予約してたんじゃ、良い宿は確保できない。早めに情報収集をして宿の目星をつけ、できれば見切り予約することを強くおすすめする。ホテルの検索予約は定番のbooking.comやExpediaが便利。
②宿泊費の予算は大目に
観光地シャモニ、宿泊費は安くない。宿泊費の相場は1万5千円/泊ぐらいのようだ。スタート地点(シャモニ街中心)から離れるともちろん値段は下がる。また、観光シーズンの夏と冬は宿泊費が割高(個人的な印象)。シーズンオフの時だけじゃなく、UTMB期間中の宿状況もチェックして相場感などを把握してみてほしい。念のため、途中リタイアも想定して走っている間の宿はキープ。レース中の宿代も予算に見込むことを忘れずに。
③宿は数名でシェア
シャモニのホテルはグループ利用が前提。1人で泊まるつもりでも、ホテルだと日本のようなシングル部屋はなく、2人部屋(キングベッド1台またはシングルベッド2台)なんて部屋が多いようだ。費用負担を軽くするために、知り合いなどと部屋をシェアしたい。
UTMBグループサイトで部屋シェアの募集などもたまに出るので、見つけるのもありかもしれない。が、こればっかりは運次第なので、なんとか自分で都合をつけたいところ。
写真はシャモニの街中
2.宿泊先はどうしたか?
今回、アパート1室を借りました。スタート地点から約1.5キロ、徒歩で約20分の立地。ちょっと歩くけど、モンブランの絶景を感じながら歩くのは楽しかった♪
目の前はモンブラン山脈 迫力がすごい
写真は一般民家。花を飾っているお宅は多い。上空にはパラグライダー。こんな風景を眺めていると、食料買い出しへ中心街までの道のりも、あっという間。
今回の滞在5泊中に借りていたアパート。
①予約はAirbnb(俗に言う民泊)
運よく知り合いのラン仲間もUTMBに当選したので、部屋を2人でシェアした。
②外観は洋風、中は最新
約100年前の建屋ながら部屋には最新の器具、セキュリティもしっかりしてて安心。費用は1部屋で約2万円/日。一人当たり約1万円/日。
③1LDKの部屋
2部屋が独立しているので、知り合いと2人でも、お互いのプライバシーを気にせず過ごせたのが良かった。この点は強くお勧めしたい。
④部屋にはエアコンがない
2019年8月上旬のパリは40度超え、そんなニュースも見てたので、着くまで暑くないのか不安だった。だけど、湿度が低いこともあり全く心配なし。シャモニー の街が標高1000m位にあるのも涼しい理由なんでしょう。
⑤民泊のマイナス点も楽しんで
とは言え、民泊に付きもののオーナーとの連絡、ルームキーの受取りなどはちょっと煩わしい。ホテルだとフロントで手続きが済むが、民泊ではそうはいかない。基本民泊のオーナーは気さくな人が多いから、何とかなる。これも冒険と割り切って楽しんだ。
- 24時間出入り可か、鍵は2個用意できるかなどを予約前に確認。
- 到着時刻の連絡、家の場所を地図チェック、待ち合わせ時間の調整など
- Airbnbのシステム上、前払い50%が必要。キャンセルしても返金がない点は注意
3.宿を確保するまで
宿泊先を決めるのに、かなりのエネルギーと時間を使った。土地勘もないし、事前調査が足らず情報が全く不足していた。年末にお目当ての宿にフライングで予約を入れてたけど、先方のメール確認が遅れ年明けて既に満室とお断わり連絡が。。。
それからアタフタ。
知り合いも当選したので、代案で選定していた宿泊先の見直し、これも大きかった。。そうこうしている間に、良さそうな宿はどんどん取られていく。1月中旬に宿を決めるまで焦ったなぁ~。まあ、旅行アレンジは嫌いじゃないので、なんとか乗り切れたって感じです。
4.まとめ
以上、シャモニーでの宿泊先についてでした。
宿泊先については、
- 宿泊先はすぐ埋まるので、早めに動く
- シャモニーの街の中心は便利。だけどレース期間中は割高になるので注意。
- シャモニーから徒歩15分ぐらい離れると選択肢は増える
- 民泊(Airbinなど)も活用しよう
- アパートだと部屋が分かれて、プライバシーが保てる
個人でのアレンジが煩わしい人なんかは、時間とエネルギーの節約のために、UTMB参戦ツアーを利用するのも、選択肢の一つとしてありと思います。この手のツアーも抽選発表後は定員がすぐに埋まるみたいなので、判断はお早めに。
ともあれ、早めに宿の目星を付けて、トレーニングに集中する。これが大事です。
【追記】2022.02.01
ゴール後、ボロボロの状態で、ドロップバッグを抱えて、宿まで歩くのは、ちょっとしんどい。それが嫌で、割り切って、街中のホテルを確保した話を、最近聞いた。
確かにそれはある。考え方次第だと思うので、参考に追記。
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪