-
UTMB参戦費ってどれくらい必要?
タイムよりも完走重視なランナーのUTMB2019冒険記です。
日程、現地移動、宿泊とテーマが続いたので、この流れで、今回は参戦費用について。
参戦準備費と遠征費についての記録が下表。少し古いけど、雑誌「Trail+Run」Vol.6 P72(2013年発行)の情報も参考に並べました(前述したスケジュールの最短ケースです)。RUN+TRAIL Vol.6
なお、日本円への換金レートは130円/EURで計算。
1.UTMB参戦準備
①レースエントリー代
- 年々じわじわと上昇中。2020年は2013年より約15,000円も増えいてる@_@。
- キャンセル保険20EUR、これは、大けがや身内の不幸などの場合に適応される保険。個人的な都合じゃ認定されない事に支払って気付く T.T
②山岳保険費
- 入っていた保険が国内限定だったので、海外適応の保険に新規加入。ショップで聞くと、トレランレースはクライミングなどの危険な行為には該当しないとのことで簡易版を選定。救助ヘリを呼ぶと1回約50万円。家族の渡航費も必要。可能性は低いとは言えゼロじゃないので、山岳保険は加入しましよう。
③健康診断費
- UTMB事務局指定の様式に医師のサインをもらって、事務局へオンラインで提出が必要な書類。
- 5か所の医療機関から対応を断られたが、ダメ元で打診した会社の健診先が対応してくれた(この内容は後日)。運よく1か月前に健康診断を受けたばかりだったので、問診だけで無事に完了。なので、普通1万円弱かかるところが約2千円と安く済んだ。
④補給食、ジェル
- 持参したジェルは約40個。事前に試した数を含めるといくつになるだろう?
2.UTMB遠征費用
⑤Wi-Fiレンタル
- 1人で現地まで行動したのでスマホが唯一の頼り。現地SIMカードの利用など通信技術には疎いので、羽田で現地用WiFiをレンタル
⑥現地交通費
- 現地空港からシャモニーまでの 移動費用。前述の通りボクはパリから電車を利用したけども、もしジュネーブからバスを利用すれば片道約4千円(30EUR)。
⑦渡航費
- フライトマイルの特典航空券を利用。支払いは燃料費差額(サーチャージ)のみ。この時の為に3年間コツコツと陸マイラ活動を実施したので、見かけ上の額は小さいけども、実際にはそこそこの額になっている。
⑧宿泊費
- 前述の通りシャモニーの宿は割高。ちなみに、前泊のパリも宿代は高い。
- 雑誌の日程は最短ケースで4泊
⑨現地食費
- 観光地シャモニのレストランは割高。これでも朝昼自炊、夜外食をしていました。
3.上記に含まれないもの
- 自宅~羽田or 成田までの交通費
- お土産、記念グッズの購入費。現地会場には有名ブランドのブースが多々出店してて、物欲を抑えるのが大変。
- 観光費 有名なエギュデュミディのロープウェー代は約8千円(63EUR)、レース前後の観光(交通費、宿泊費、食費、美術館入場料など)
- 装備買い増し費用 (この内容は後日予定)
4.まとめ
以上、単独で参戦したボクの2019年時の記録です。ポイントは渡航費と宿泊費をいかに抑えるかでしょう。費用を抑えようと工夫してたんですが、日程に余裕を持たせたこともありそれなりに掛かかってますね。 なお、家族やグループと一緒、ツアー参加、日程や宿泊先など、条件がいろいろ違うと思うので、あくまで参考扱いでお願いします。
参加資格のためのポイントレースへの参戦費用やランギアの購入費用なども含めると、決して安い金額ではないけども、行くだけの価値ある特別な場所です。職場や家族の理解なども徐々に浸透させて、ぜひシャモニーの街を楽しんでみてください。
写真はスタート1時間前の街の様子。 街中お祭りムードです。(本文とは無関係)
あ~ シャモニにまたいきたい。
UTMB2019冒険記の目次
https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。