UTMB2019エピソード②
タイムよりも完走重視なランナーのUTMB2019冒険記です。
UTMB 2019レース中で印象に残ったエピソード。今回はU7エイドのシュクルイ峠(Col Cherouit)です。このエイド、水補給だけで滞在5分の予定が、約30 分も滞在してしまった全くノーマークの場所でした。
前回の紹介:UTMB2019冒険記15:絶景コンバル湿原(Lac Combal) - 健脚研究会
1.シュクルイ峠の場所
シュクルイ峠は74キロ地点にあるU7エイド(下図⑬)。64キロ地点にあるU6エイドのコンバル湿原Lac Combal(下図⑪)から山越え一つ。中間地点のクールマイヨール(下図⑭)まであと約4キロの下り。
⑪コンバル湿原、⑫ファブレ峰、⑭クールマイヨール
2.コンバル湿原~ファブレ峰~シュクルイ峠
U6エイドのコンバル湿原(地図⑪)を過ぎると直ぐにファブレ峰(2417m)(地図⑫)を登る。リザルトではこの登りの時速が2.6km/hなので急坂だったようだ。
ファブレ峰からの下りは視界が開けて気持ち良いトレイルが続く。シングルトラックなので抜きにくい。
3.まさかのトラップ
U7エイドのシュクルイ峠(地図⑬)、次のエイドは中間地点のドロップバッグがあるクールマイヨール(地図⑭)まで残り4キロで約700m降るだけなので、水補給だけして滞在5分の予定だった場所。
このエイド、なんか音楽が鳴って賑やかだなぁ~と思ったら、バンドが生演奏していた♪ 大音量の音楽を流すエイドはよくあるけども、生バンドは初めてだ。お~楽しい♪ 思わず動画を撮っていたので、短いけども先ずはそれを見て下さい♪(注意:音が出ます。)
エイド食を見るとパスタも振る舞われていた。クールマイヨールでゆっくりすればいいとか考えることもなく、遠慮なく食べる。これが名物(?)のショートパスタかな? お味は、、、まあこんなもんかって感じです。
見渡すとビールを飲んでいるランナーも。準必携品20€ cashの正しい使い方ですね^.^
クールマイヨールは混雑してそうだったので、ついでにトイレを済ませる。
そうこうしていると、このゴキゲンなU7エイドで、すっかり予定外の長居をしてしった。5分で通過予定が、約30分も滞在。
4.この建物ってなんだ?
気になって調べてみると、答えはすぐにあった。
三ツ星ホテル「Rifugio Maison Vieille」Google マップ
地図を見ると分かるけども、スキー場の中にある宿のようです。
5.まとめ
U7エイドのトラップには要注意! レースに集中してスルーするか、楽しむと割り切るかは、その人次第(たぶん前者が正しい^.^;)
U7エイドを出た直後の写真
エピソード編、もう少し続けます。
UTMB2019冒険記の目次
https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000
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では、また。