UTMB2019エピソード⑥
タイムよりも完走重視なランナーのUTMB2019冒険記です。
UTMB 2019レース中で印象に残ったエピソードの紹介。今回は、最終エイドU16からシャモニの街へ入るまでを取り上げます。この区間、なかなかシャモニの街へ近づかなくて、とてもとても長く感じたんです。完走までもうちょっとだっと気も緩んでいたこともあり、精神的に辛い区間になりました。
まあ、シャモニの街に入ってからは約1キロの凱旋ロード、沿道からの声援・拍手がすべての苦しみを吹き飛ばしてくれるのですけどもね。
1.最終エイドからフィニッシュゲートまで
最終エイドU16のラ・フレジェール:La Flegere(地図⑪)から残り約8キロ、約800mを下れば、フィニッシュのシャモニの街(地図⑫)です。
2.あとちょっとが遠い
U16エイドのラ・フレジェールを出たのが13:42。制限時刻16:30まで約3時間で、残り距離約8キロの下り。完走を確信して気持ちに少しゆとりがでた。多くのランナーが歩いていたこの区間、足先やひざは痛いけども、なんとか走る。(リザルト見ると48人抜きだ、嬉しい。)
でも、なかなかシャモニの街へ辿りつかない。途中から同じ所をぐるぐる回っているような感覚だった。また、街中に入ってもゴールゲートが遠い。あの時の「あとちょっとなのに遠く感じた」理由、今回改めて地図を見るて、なんとなくわかった。
(1)シャモニの街にたどり着かない理由
理由は標高が下がらない区間が長かったからだと思う。地図を見ると、U16エイド地点の標高約1900mから標高約1400mまでは一気に標高を下げる。ずいぶん街に近くなってきた感があり、いよいよゴール近いと気持ちが高まる。でも、その後は約2キロで標高が約200mしか下がっていない。視界のない林道が続き、前半と同じような感覚でいるものだから、まだかぁまだかぁっと思って、精神的に辛い区間となったようだ。
地図リンクも参照下さい。Arp Vielle Superiore - Mapa - Mapcarta
(2)街中に入ってゴールゲートが遠い理由
理由はシャモニーの中心街をぐるぐる回っているからでした。街中をどう帰ってくるかなんて、今回初めて確認しましたよ。やけに長かったなぁとの疑問が解けて、ちょっとすっきりしています。
ちなみに下記地図の〇印から観衆が増えます。冒頭の写真の感じです。
地図リンクも参照下さい。:Google マップ
3.まとめ
U16最終エイドを過ぎても、あとちょっとが長い。これを頭に入れて、ゴールまでの道のりを余裕で楽しんで下さい!
感激のフィニッシュゲート 左端のスクリーンの映像がLive映像で流れたようです。
UTMB2019冒険記の目次 https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000
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では、また。