今回、UTMBで揃えたアイテム達を紹介します。
商品に詳しい方ではなく、うんちくを書ける知識もないので、各アイテムへ、ひと言コメントを書いてみました。
使っているアイテムが、あまりにショボく恥ずかしいのですが、こんな装備でもUTMBは完走できるんだと、気を楽にしてもらえればいいなぁ~(笑)
小物編
小物アイテムの1と2はUTMB用に購入。その他は今までのレースで使っていたものです。
1.グローブ
テムレス。もはや常識の逸品?となっているアイテム。ホント防水かつ蒸れにくいです。しかもコスパ最高。ボクはグローブのアウターとして使うので、大きめをチョイスしています。
難点は何といっても、ゴム臭とデザインですね~。ゴム臭は次第に薄れてきますが、なかなか慣れません。デザインは、最近黒色が出ているらしいので、少しはましかも。気になる方は探してみて下さい。
2.水ボトル(予備)
以前も書いたPOKETLE(ポケトル)、容量120ml(オロナミンC1本)のステンレス水筒です。レース当日が悪天候で気温低下に備えて、お湯を入れる予備水筒としてバッグパックに忍ばせていました。保温性がそこまで良くないのですが、エイドを移動する4~5時間なら、白湯を口に含んだり、カイロ代わりにしたり、寒さ対策にはなります。直径42mm×高さ143mmと小さいので、そこまで邪魔にならないのが良いです。今夏は、通勤中の水筒として大活躍でした♪
3. 時計
SUUNTO(スント)/VECTOR(ベクター)。2011年購入した時計を、デザインが好きでまだ使っています。古いのでGPS機能もないし、元々付いている高度計も壊れて役に立たず、もはや時間確認だけしかできません(汗)。でも、時間しか分かんなくても、レース中にほとんど困ったことはありませんよ(負け惜しみ)。
良い点は、バッテリー残量やGPSログのオンオフなど、余計なことを考えなくて済みます(これも負け惜しみ)。悪い点は、現時点の標高や距離を把握できないこと。でも、レース中は高機能時計を持つ周りのランナーの会話で、これらの情報を把握しています(笑)。
もちろん本音は、高機能時計が欲しい。カッコよくハイテク機能を駆使してみた~い
4.ライト
PETZL/TIKKA(照射力200ルーメン)。UTMBの必携品リストに記載の必要ライト性能が200ルーメン以上です。100マイルレースも、ボクはいつもこれで2晩のりきります。照射力が低いと感じるかもしれませんが、レース時に不自由を感じたことはありません。レースでの使用に限れば十分な性能だと思っています。ハンドライトや腰ライトも使っていません。
もちろん、照射が明るいに越したことがないのは確か。いい性能のライトがいっぱいありますよね。レース中に、後続ランナーの明るい照射で照らしてくれたりすると、助かるな~♪と思ったりします。なお、ライトの電池は、リチウムバッテリにすると、寒い時も安心です。
5.ポール(ストック)
LEKI(レキ)。15年程前に親が登山で使っていたもの。今どきの折り畳み式ではなく、3段スライドでポールの長さを調節する旧式。
UTMBでは、全コースでポールの使用がOKなので、足の負担を軽減させるためにも、(旧式でも)使うことをお勧めします。参加者の約8割はポールを使っていました。
当たり前ですが、もし使うつもりなら、事前練習をしっかりして、使い方や持ち方に慣れて下さい。とはいえ、長時間ポールを使っていると、フック紐をかけている手首、握る手のひらが痛くなって終盤はとてもとても辛かったです。45時間前後もポールを連続で使うなんて、したことないですよねぇ。いい経験です。
6.アームカバー
これは、是非用意しておいて損はないアイテムです。UTMBは昼夜の温度差が大きいので、アームカバーを出し入れしやすい所に入れておいて、走りながら、着けたり外したり、とても重宝しました。ウインドブレーカを着脱するために、止まってバックパックから出し入れするのは面倒ですもんねー。ロードランでつかう物で十分です。
7. 靴下
厚手の登山用靴下。ブランドにこだわりなく、2000円位のそれなりにしっかりしたものをいつも使っています。5本指は苦手なので履かない。足指の間にワセリンを塗る程度。100マイル中に肉刺も出来ないので、そんなにこだわっていません。
大物編
さて、大物ギアについて。今まで使ってきた馴染みの装備で、レースにのぞもうと思っていたのですが、キツくなった時のレースを止める言い訳にしちゃいそうだったので、4月頃、とうとうUTMB用に以下4アイテムを購入して揃えました。無事に完走できたから良かったものの、本当はもっと早くから使い方とかに馴染んでおくべきだったと思います(反省)。
8.バックパック
UltrAspire(ウルトラスパイア)/ZYGOS 4 (サイゴス4)。容量14L。当時仲間内で評判が良かったので購入。大好きなヤマケンモデル。
収納ポケットが充実してて、使い勝手がとても良く、とても気に入っています。
難点をあえてあげるとすれば、ソフトフラスコ500mlを2本収納するのが困難な事。1本はOKなので、ハイドレーション兼用しました。少々お高いですが、ストレスレスに使えるので、おすすめです。
9.シューズ
アルトラ/ローンピーク4。特徴の1つである、足指の解放感がとても気に入っています。そしてもう一つの特徴のフラットな履き心地、初めこそ違和感があったものの、慣れるととてもいい。厚底タイプとどっちにするか悩んだんですが、Ver4までバージョンアップされている実績で、ローンピーク4に決めました。
UTMBレースでは、中間地点で履き替えることなく、ローンピーク1足で、170キロを走りきることができました。翌日の膝ダメージもほとんどなし!観光でしっかりウロウロすることができました。ボクには、走りるのが楽しくなるシューズです♪
(参考ですが、予備シューズで準備したのは、モントル/バハダ3 UTMFで使用)
10.レインウェア
mont-bell/トレントフライヤー。ゴアテックスを使用したレインウエアはいろいろありますが、コスパでこれをチョイス。軽いのでウインドブレーカー代わりとしても重宝しています。動きやすく蒸れにいので、お気に入りです。
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11.ウエストポーチ
mont-bell/トレールランバーバッグ4。 UTMB経験者から、UTMB当日が悪天候で気温低下が予報されていた場合、防寒着増を必携品とするメールが直前でも入ったりするで、レース用のバッグパックに加えて、大きめのバッグパックも予備で現地へ持っていくことを、アドバイスされていました。今回予算不足により予備のバッグパックまで手配できなかったので、万が一はこのポーチを使う予定で購入。幸いレース中の出番は無かったのですが、前後の移動や観光中に貴重品入れとして活躍。
以上、UTMBで揃えたアイテムです。UTMBやウルトラレースに向けて、ちょっとでも参考になれば幸いです。
UTMB用のジェル類(中間地点で補充するので量は半分)
ご質問などあればお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
レースの様子、日程、宿泊、費用など書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪ https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000