タイUTMBことThailand by UTMB (TUTMB)、今年2021年は12月10日~12日に無事開催されました。その後の12/20週に、タイUTMB2021に参戦された日本人の方々の話を、フィールズオンアースのライブ報告会やDogsorcaravanのインタビューなどで聞いたので、気になったところを、備忘録で残してみました。
0.レース結果(Inernon6)
最長カテゴリーとなる100マイルレースのインタノン6(距離168km、累積標高差7,500m、制限時間48時間)、結果データは以下で、完走率約65%でした。
Internon 6のリザルト
- 参加者108人(男性81%、女性19%)
- 完走者 70人(男性80%、女性20%) ・・完走率65%
このカテゴリーへの日本人参加は5名。全員TUTMBの入賞を果たし、素晴らしい結果ですね。
- 飯野航さん 男子6位
- 丹羽薫さん 女子3位
- 久保信人さん 男子年代別2位
- 宮崎喜美乃さん 女子2位
- 中島英摩さん 女子4位
ちなみに、UTMBと同様に、男女共に上位10位まで賞金が用意されています。(男女共 1位:約28万円、2位:約20万円、3位:約14万円、4位:約10万円、5位:約7万円、6位~10位:約3.5万円)
1.報告会の備忘メモ
タイUTMB2021に参加された上記の方々の話の、備忘録メモです。話を聞きながら書き留めた内容を羅列しているので、ごちゃごちゃで申し訳ない(汗。
- 住居が高床式の村の中を通過するところもあり、タイの雰囲気を感じる
- スタートゲートのクオリティが高い。
- 夜間のエイドは全体がライトアップされてワクワク感がある
- エイド食は充実 ヌードル、スナック系、おかゆ、バナナ皮のちまき、パイナップル、アミノバイタル、ポカリ、スープ、ライチ、スイカなど
- 小刻みなアップダウン、急な坂多い 実測累積標高差8,600m>公表7,300m
- UTMBよりもタフ
- 関東の奥武蔵の感じ
- ワイルド感満載なコース 踏み後のない道、倒木、木の根っ子、田んぼの端、川渡り
- A2エイドを出た先が激登り 両手でよじ登る
- A8エイド前に川 初めは水をよけて走っていたら、とうとう避けることができない所が出てきて絶望した。この沢渡りエリアが結構長い
- A15に向かう山がラスボス感ある。中腹の寺院が印象的。ピークからの下りが気持ちいいい。その後、激下り。傾斜50度ぐらいあるんじゃないか。尻ですべるしかない。
- マーキングはしっかりしているので、迷うことはない。(タイの登山スタイルが案内ガイドが同行する為、登山道の案内表示は少ないらしい)
- 暑さにやられた。標高が低いと暑い
- 陶器のフィニッシャーメダル、賞金、象のぬいぐるみなど賞品・参加賞も豊富
また、大会の写真は、フィールズオンアースのフェイスブックに沢山出ていますので、そちらを参照してみて下さい。古都チェンマイの雰囲気が満載です♪
フィールズオンアース報告会中の写真↓↓
2.気になったコースをチェック
上記のメモの中で、気になった2か所について、地図でチェックしてみた。
1つがA8エイド前の沢渡りゾーン、もう1つがA15エイド後のズルズルゾーンです。
インタノン6の標高図
インタノン6のコース図
これじゃ、よくわからない。そこで、タイUTMBのHPで公表されているコースのGPXファイルを地図アプリ”Geographica”に取り込んで、チェックしてみた。薄赤い線がコースルート。
①A8エイド前の沢渡りエリア付近
A8エイド前に川岸を通過するのが確認できる。地図的には沢渡りまではないようだけど、実際はちがうようですね。
②A15過ぎのズルズルゾーン
A15過ぎてしばらくは、登山道らしきものが確認できる。しかし、途中から登山道を外れ、道がないコースとなっていることが確認できた。これは、本レース用に作った道の模様。すべてのカテゴリーで通過する道として、レース終盤に、しかもゴール直前に、全ての選手を苦しめる激下りとなっている。
4.まとめ
以上、タイUTMBの報告会を聞いたメモでした。非常にワイルド感ある、タイの雰囲気を感じさせてくれそうなレースのようです。
出演者の方々の感触も上々で、UTMB品質を保ったレース運営がされ、日本人が参加しやすいレースとしておススメっと、太鼓判を押していました。
国家プロジェクトとしての位置づけもあり、親日的なタイは日本人歓迎しているらしいです。タフそうなレースですが、かなり参加してみたい♪
【参考】Geographicaへのデータ登録についての過去記事↓↓
タイUTMB2021開催前の記事↓↓
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪