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【トレランレース調べ】HURT100 その2:超タフは本当だ 2023年リザルトをチェックしてみた 

昨年2022年のHURT100報告トーク配信を聴いて、興味をもったHURT100。 今年2023年は1月14~15日でした。ボクのHURT2023、昨年エントリーに張り切って登録したものの落選し、当日は大会HPのLive速報で日本人ランナーの動向などを、チェックして過ごしました。

【トレランレース調べ】HURT100:ハワイ×超タフ=毎年出たい⁈ - 健脚ラボ

今年2023年の完走率は約44%。ラップ数を重ねる毎にDNFリストの名前が増え、完走率の低さを実感。

参加ランナーの過去レース戦績を参照してみると、100マイラーがゴロゴロ(驚。レース参加の資格要件はないので、(ボクみたいに)ハワイ目当てのお気楽ランナーが多いのかな?との認識は大間違いだった(汗。

気合の入った強者達でさえ約4割しか完走率しないHURT100。落選して”ちぇっ残念”と思っていたけど、こんなレースに当選していなくてよかった~、ってのが今の正直な気持ち。

そんな超タフなHURT100、2023年リザルトなどをUltraSignupでチェックしてみたので、備忘として残してみます。

0.2023年エントリー抽選状況

昨年2022年8月に実施された抽選会、現地8/20土の午前9時(日本時間8/21日の午前4時)からのLive中継で、ガラポンの回転抽選機から番号付の玉が出る様子を、早起きして見た。知り合いの名前が画面に出てきた時は、こっちまで興奮。

下記表1は、初めて枠(カテゴリー3)のエントリー数と当選者数。全体当選率が約10%。日本人当選は4名、その他カテゴリーを含めて計8名が当選したようです。

1.完走率 2014年~2023年

下記表2は、2014年から2023年までの完走率を、アメリカのトレランエントリーサイトUltraSignupでチェックしたもの。

2023 HURT 100 HURT 100 - Results

毎年50%前後で推移してますね。2023年の全体完走率は44%。

HURT2023、日本人参戦者は、日本から8名、アメリカ在住者4名でした。

2.完走時間の推移(2018年ー2023年)

下のグラフは、2018年~2023年(2021年は中止)、順位毎の完走時間をプロットしてみたもの。

毎年ほぼ同じタイムで推移しているようです。28時間台でToP10、34時間台で40位~50位の位置。制限時間は36時間

3.HURT2023 完走時間帯の完走者数

下記グラフは、HURT100 2023年の完走時間帯毎の完走者数(棒グラフ)と累計割合(折れ線グラフ)。

ボリュームゾーンは33時間台、平均32時間台

4.周回ラップ

(1)周回ラップタイム

下記グラフは、周回ラップタイムを順位毎にプロットしてみたもの。

夜が明ける4周目でラップタイムが落ちる傾向があるようです。

キロ速度は、1ラップ20マイル(32キロ)なので、序盤が約6.5キロ/h、タイムが落ちる4ラップ目で約4.5キロ/h。ハイペースで動き続ける必要がありますね。

(2)周回ラップごとのDNF数の推移

各周回ラップのスタート/ゴールのMakikiに到達したランナーの推移。

ラップタイムが落ちる3周目以降、DNF数が増えている。

以上、HURT100の2023年リザルトあれこれでした。

データを見るだけで、超タフなレースだなぁ~と感じています。

また、真冬の日本との気温差も、難しい要因となっているようです。

ともあれ、現地のレース写真をみていると、例年のごとくハワイ感満載で、楽しそう。

知り合いの観光写真もワクワクさせられたので、いつかは参加してみたいよ!

 ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。

UTMB2019冒険記の目次

UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪

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