健脚ラボ

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UTMB2022で注目していること Jim vs. Kilian、日本ランナー、そしてケニアランナー

今年8月最後の週はUTMBウィーク♪ 今年2022年は8月22日から♪♪ 関連記事も増えてきて、やっぱりUTMB、盛り上がってきたぜ♪

やはり気になるのはランナーの顔ぶれ。大会HPでエントリーリストを見ると、男子では、Kilian Jornet(キリアン・ジョルネ)、Jim Walmsley(ジム・ウォームズリー)、Pau Cappell(パウ・カペル)、Zach Miller(ザック・ミラー)、などなど。ビッグネームの争いにワクワクです。

王者Xavier Thevenard (グザビエ・テベナール)の名前がないけれど、体調不良によりDNSのようです。残念。(症状:ライム病 Lyme Pythmtom  本人のFacebookの投稿より)

1. Jim vs. Kilian

添付したアメリカのトレランWeb記事によると、注目は今年のWS100優勝のJim Walmsley、Jimがアメリカ初の男子UTMB王者になるか?と期待が高い。そして、スペインのスーパースターで今年のHard Rock100優勝のKilian Jornetとの争いも見どころと書かれています。

ウエスタン・ステイツで3度優勝のJim と UTMBで3度優勝のKilian、両者の争いは注目ですね。

また、女王Courtney Dauwalter(コートニー・ドウォルター)は不参加。アメリカ女性として、Sabrina Stanley(サブリナ・スタンレー)がイチ推しとなっています。

www.trailrunnermag.com

2. 日本人ランナー

さて、UTMBカテゴリーの日本人、今年2022年の登録者は123人。このUTMB登録者数は、COVID-19前である2019年の173人に近い人数(2021年は11人)。

この中で、日本人の有力者は、丹羽薫さん、宮崎喜美乃さん、小原将寿さん、奥宮俊祐さん、そしてUTMF2022で1位の西村広和さん、3位の万場大さん。こんな方々の名前がリスト上にありました。

このUTMBカテゴリー中でボクのイチ推しは、男性だと、やっぱり小原将寿さん。UTMF2022では体調不良でDNFながら、約1か月後の奥信濃100kでは見事優勝。UTMB3位以内を目標として、数年取り組んできた映像やインタビュー記事なんかみてきたから、ホンと頑張ってほしいです。女性は宮崎喜美乃さん。UMTF2022で女子優勝の実力者、世界を目指す姿を前面にだしているので、期待しちゃいます。

 

あと、ETCカテゴリーに上田瑠偉さん、OCCカテゴリーに吉住友里さんも参加予定。

全カテゴリーの日本人登録者は187名。日本人の活躍も楽しみですね~。参加されるみなさん、頑張ってください♪

 

今年2022年のスケジュール(抜粋)

  • UTMB 170k 8/26金 18時スタート(日本時間 8/27 1AM)
  • CCC    100k    8/26金 9時スタート(日本時間 8/26 16時)
  • OCC    56k      8/25木   8時15分スタート(日本8/2515:15)
  • ETC     15k      8/23火 14時スタート(日本8/23 21時) 

 

下記はUTMB2022の大会ポスター。アニメキャラバージョンから変更で、個人的にはこちらの方が好み。

3.ケニアランナー

さてさてそんな中、個人的にインパクトがあったのが、先週末8/13、スイス南部の開催された伝統ある山岳レース(31キロ)のレース結果。男女共に優勝はケニア(KEN)のランナー、さらに男女共に優勝者含んで4人が上位10位内に入賞と、ケニア勢が活躍。ケニア勢強いですね。

2022 Sierre-Zinal Results: Kenyans Esther Chesang and Mark Kangogo Dazzle to Win – iRunFar

いよいよ、トレイルレース界にもケニア勢が参入してきたな。そんなことを思ってUTMB2022のエントリーリストをチェックしてみると、ケニアのランナーが2名エントリーを発見。カテゴリーは、UTMB(170km #2879)とOCC(56km #7428)です。

両者とも、記録上のトレランレース歴は、昨年20121年開催の南アフリカ/ケープタウンで開催されたUltra-Trail-Cape Town(UTCT) 100kmのみ。このUTCTを完走して、参加資格をゲットしたのかな?。ストーン導入で、トレラン歴が浅いランナーも多くなるのでしょうね。

たぶんケニアからは初めてのはず(推測)。トレランでの実力は未知数ながら、マラソンのポテンシャルの高さではずば抜けていることは確か。今回のUTMB2022での結果に注目したいと思っています。

 

以上、個人的にUTMB2022で注目していること3つでした。

 

 ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。

UTMB2019冒険記の目次

UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪

www.kenkensblog.info