UTMB2023が終わっちゃいましたね~。悲願達成への執念をみせたJim、貫禄の走りCourtney、サブ20を気にしてゴールを爆走して駆け抜けたZach、期待通りに、今年もたくさんワクワク。心配された天候も回復し、Live配信で流れるアルプス山群の映像に癒され、UTMB Liveで知り合いの様子を追いかけた、楽しいUTMBウィークだった。
そんな今年のUTMB2023、リザルトや関連サイトなどから、個人的に興味があったことを、あれこれ取り上げてみました。
1.各カテゴリーの完走率
各カテゴリーの参加人数と完走率をチェックしてみたのが表1。
カテゴリーUTMBの完走率は65%。ほぼ例年並みの完走率だったようです。
知り合いに胃腸トラブルが多かったので、なんだかもう少し低い気がしていたのですが。。
2.トップ10タイムの推移
昨年のUTMB2022の結果記事で作ったトップ10タイムの推移グラフ、今年2023年の結果を追加してみました。プロットしてみると男女共にレースが一段と高速化したのがわかります。今年の10位のタイムは、数年前の5位レベル。コースへ変更が若干あったようですが、タイムへの影響はどうなんでしょう?
3.健闘したアジア勢
日本人の上位入賞はなかったものの、アジア勢で健闘した女性2人を取上げてみました。やっぱり身近なアジア勢の活躍は嬉しいものです。
1人目は、UTMF2023女子優勝で馴染みのある、中国/Fuzhao Xiang(シャン・フージャオ)。昨年7位から着実に順位を上げ、今年はUTMBカテゴリーで女子4位。レース中盤に2位に浮上した時は、絶対的女王コートニーにどこまで迫るかと期待させてくれました。今後も活躍が楽しみな選手です。
余談ですが、iRunFarのUTMB2023の記事によると、フィニッシュゲートでプロポーズを受け、”Yes”と返したそうです。
追記:ネットコメントを見てたら、フィニッシュゲートでプロポーズしちゃだめじゃんとの論調の記事がありました。
もう一人は、カテゴリーCCC(100km)で女子4位のベトナム/Hau Ha Thi(ハウ・ハ・ティ)。ベトナム人初のUTMBシリーズ戦入賞とのことで、現地の記事で取り上げられていました。戦績をチェックしてみると50k、100kのレースで多数の優勝実績がある選手。こちらも今後の活躍が期待。
4.UTMB最終ランナー情報
旧Twitterの投稿によると、関門3秒前の最終ランナーは、205度目の100マイル完走だそうで。世界には、すごい人がいるんですね。
5.UTMBレジェンドの表彰式
8月30日のUTMB20周年セレモニーの表彰で登壇したUTMBレジェンド達。グザビエ・テベナール(左から2番目)と、未だに現役のマルコ・オルモ(左から5番目)、久しぶりに元気な姿がみれて嬉しい♪
以上、UTMB2023の結果あれこれでした。
UTMB2019の余韻はいまだ覚めず、出場しなくても、あの雰囲気が思い出されます。UTMBはやっぱり特別なレースですね~
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪