UTMBの歴史や影響をテーマにした本が出版されたそうです。
The Race that Changed Running: Inside Story of UTMB、こんなタイトルの英文記事は、UTMB本を紹介した内容。タイトルを記事本文も加味して意訳すると「ランニング革命を与えたUTMBの裏話」てな感じでしょうか。
著者は、UTMBのメイン会場となる街シャモニーで、トレランツアー会社”Run the Alps"の運営者。
出版に向けて、UTMBを愛する人(嫌いな人も含む)100人以上(レース主催者、優勝者、専門家、科学者など)と面会し、その結果、200 枚以上の写真、地図、資料が掲載された本となっているそうです。
アマゾンで本をチェックしてみると、序文キリアン・ジョルネとあり、本文だけでなく、序文の内容も楽しみな一冊です。
書 名:The Race That Changed Running: Inside Story of UTMB
著 者:Doug Mayer(著)、Kiian Jornet
発売日:2023年6月13日
今回の記事は、著者が運営するRun the Alpsのサイトに掲載されたもので、本の宣伝になっています。が、本の内容紹介以外に、アメリカのトレイルランナー、ジム・ウォームズリー(Jim Walmsley)とコートニー・ドウォルター(Courtney Dauwalter)のインタビュー記事もあったので、概要をちょっと紹介。
本の紹介
本書では、深く掘り下げたUTMBの歴史とストーリを通して、UTMBが成功した理由や、UTMBが世界中に与えた影響などに触れた内容となっている。
ジム記事の要約
中盤までは、UTMBでなかなか結果が出せていない苦悩。訳は省略
最後のパラグラフは、ジムのUTMBに向けた決意を感じます。
UTMBは、アスリートとして人間として、自分を高めるためのきっかけであり、現時点での最重要目標だ。苦労しているUTMB対策は、将来多くのランナーに役に立つだろう。
コートニー記事の要約
コース上のお気に入りスポットの 1 つは、Notre Dame de la Gorge(注記:ノートルダム大聖堂。本格的な山道が始まる地点)。山への登り口で人々が長いトンネルを作り、夜に向かうランナーへの応援がいい。
UTMB は、多くの人にウルトラランニングを知らしめ、もしかしたら自分もやれるかもと思わせた。 おそらく8年前にはまったく不可能だと思っていた人が、100マイルを走ることを夢見て計画を立て始めたりして、とても良い効果だと思う。
(追記:自分もその1人です。。。)
本書、早速ポチリました。
写真や地図や図が多いようなので、それらを眺めるだけでも楽しそう。
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では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪