表紙とタイトルに惹かれ、図書館で速攻借り。女性活躍コーナで、ひときわ異色を放っていたこの本は、ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性に溢れた内容でした。
著者が大学生の1990年代に、東南アジアとインドを一人旅した旅行記。
初めての異国の地での生活、日本にいると考えることもなかった、著者の溢れる感情が詰まっています。
表紙は、著者(中高は水泳部)が、旅行中にガンジス河でバタフライをした時の生写真。インドで知り合った日本人旅行者が激写。
こんな無計画な旅をしてみたい、とは思わないけども、元気あふれてて、とにかく旅に出たくなる一冊。
書名 ガンジス河でバタフライ
著者 たかのてるこ
発行 2002年
琴線に触れたフレーズ
- 旅は、恋に似ていると思う
- 痛快で、スリルと期待に満ちた、最高のエンターテイメント
- ガイドブックを持っていくと、情報を確認する旅になってしまう
- ヘタに英語を使うよりも、身ぶり手ぶりの方がよっぽど”気持ち”が伝わる
- 国と国との距離は、物理的なものじゃなく、心の距離だった
- 同じ人間 食べて・クソして・寝る
- 日常に戻った私はやがて、自分がこの旅に出る前の自分ではなくなったことに気がつくだろう。
たかのてるこさん、会社員として今回紹介した本で作家デビューした約10年後に独立。地球の広報として、現在も元気に活躍されています。
ひとりでも多く旅立ってほしい、そんな気持ちは今も変わらない。
初めて知った本でしたが、20年ぐらい前に流行ったんですかねぇ~?
おもしろい本との出会いに感謝です!!
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪