健脚ラボ

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UTMBの賞金とアマチュア精神

UTMBの優勝賞金額をご存じでしょうか?ボクは賞金制度があることすら、知りませんでした。だって、全く縁がない話題ですからね(汗)

最近見た記事で、UTMBの賞金導入のことについて、触れられていたので、ちょっと調べてみました。

1.フルマラソンの優勝賞金

比較として、フルマラソンの優勝賞金。世界の賞金ランキング(上位9レース)は以下らしいです。

2019年情報

  • ドバイ   約2200万円 
  • ボストン  約1650万円
  • シカゴ   約1100万円
  • ニューヨーク約1100万円
  • 東京     1100万円
  • ベルリン  約  900万円
  • ソウル   約  900万円
  • ロンドン  約  600万円
  • ホノルル  約  400万円

runnal.com

賞金数億円のゴルフやテニスと比べて、個人的には桁が少ない感じ。競技人口はそこそこ多いと思うのですが。マラソンだと、観戦料金とか入らないから、そんなものなのですかねぇ~

2.UTMBの優勝賞金

世界中のトレイルランナーが憧れるUTMB、2018年から賞金が導入されています。その優勝賞金額は、なんと、約26万円(2,000EUR)。

dogsorcaravan.com

先に紹介したマラソンに比べ、額が少ない(驚)。レースの過酷さからすれば、フルマラソンの数倍多くてもいい気がするのですが、レースの参加者人数の違いかなぁ~(泣)。メジャーなフルマラソンだと参加者は3万~5万人、UTMBは、100マイルで約2500人。トレイルへの負担もあるし、参加人数は増せないですよね。

3.UTMBのアマチュア精神についての記事

最近目にしたのが、UTMBのアマチュア精神に関する2019年の記事。UTMBの賞金制度は、エリートアスリートを呼んで好循環を生むために、導入されたんだそうですが、"Super Bowl of trail raceing"であるUTMBにもかかわらず、レースの賞金額が低いんじゃねぇ?(意訳)、っと書かれてありました。

タイトル:UTMBとウルトラトレイルのアマチュア精神問題について

www.outsideonline.com

 記事によると、賞金額を抑えている理由として、以下が書かれています。

  • アマチュア精神の尊重、美徳化(大金を手にしたら、過酷な事をしなくなる?)
  • ドーピングなどの不正防止

一方、違う視点で、現在のトレランレースが、白人を中心とした運営が前提となっており、スポンサー等への影響など、商業的な面への影響を避る為ではないかと指摘。つまり、賞金額を増やすと、マラソン同様、ケニアやエチオピア勢が上位を占しまうのを懸念している(その結果、スポンサーが付かなくなる)、との見方もあるようです。

4.個人的な感想 

 今回、記事を読んで、複雑な背景がありそうな事が分かりました。しかし、世界中のトレイルランナーが憧れるUTMBの賞金、低すぎ~と思うのはボクだけ? せめて賞金はフルマラソン並みはあってほしいなぁ~っと個人的には思います。
 フルマラソンではまだ存在感の薄い中国勢が、トレランでは最近躍進しいるし、フルマラソンのように、これからケニア勢が進出してくるのかも。今後、トレランの世界勢力構成がどうなっていくのでしょう。賞金が増えれば、ララムリ族が本格的にトレランへ参入してきて、レースを席捲、とかなれば、それはそれで面白いかも(笑)。発展途上のスポーツなので、今後の成り行きが楽しみです。

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本BORN TO RUNでは、ララムリ族が賞金稼ぎで、トレランレースに出ている、とのくだりもありましたが、いくらもらっていたんでしょうね~

ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。

UTMB2019冒険記の目次

UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪

https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000