健脚ラボ

トレランと旅と読書などがテーマの不定期ブログ

【読書】旅欲が抑えられず読んだ本:ちょっとそこまで旅してみよう

近、旅行欲がとても強い。ロングトレイルを妄想する日々にも疲れてきた。そんなこんなで、トレラン&ロングトレイルと全く関係がない旅本を読んで、気持ちを紛らわせている。

「昨日まで知らなかった世界を、今日の私は知っている。」本書の冒頭の一文。五感が刺激される旅行の一面を上手く表しているなぁって、共感。イラストレーター益田ミリ氏の旅行記エッセイ「ちょっとそこまで旅してみよう」です。

ら~っと旅に出たくなる本。観光地へ行き、名所を見て、名物を食べて、お土産を買って、泊まって、帰る。友人と、家族と、そして一人で。日帰り、二泊三日、十日間。気楽に身軽に、国内外へ。現地でも気の向くままにウロウロ。そこで著者が体験すること、感じる些細な出来事、それらが軽快なタッチで綴られたエッセイ集。つまらなかった事は遠慮なくダメ出しする所も好感。

で自分を変えてやるなんて、変に肩に力が入った内容でない、普通の旅のエッセイ。でもそこは旅行記。知らない土地の話は、読んでいてワクワク。行き当たりばったりの道中にプチ冒険感。そして、著者の優しい気持ちにほのぼの。お気楽な本を読みたい時におススメ。

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者の旅はとても自由。その時の気分で行く場所を決め、疲れたら休み、おやつを食べ、また次の場所へ向かう。そんな旅のスタイルは、トレランの感覚に似ている。この本と相性がいい理由は、たぶん、そこだと思う。やっぱり、トレランから離れることは、できないようだ(汗)

 

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では、また。

UTMB2019冒険記の目次

UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪

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