健脚ラボ

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【備忘】カップ麺に注ぐお湯をどう伝える?:海外レースのエイドでホットウォータが通じない理由とは

海外トレランのレースに参加した時、エイドでカップ麺のお湯がもらえなかった。そんな経験はないでしょうか? ”ホットウォータ”と何回言っても、ぬるいお湯だったり、スープコーナーへ誘導されたり。これ何回か聞いたことのあるエピソードなので、海外レースあるあるかも。

最近みたYouTube動画で、その通じない理由がなんとなく解った。

欧米の感覚でホットウォータは、シャワー程度の温度(約40度)のお湯らしいです。

 

そのYouTube動画は、”Kevin's English Room”の日本語では当たり前なのに英語には無い言葉 - YouTube

中学までアメリカで生活していたバイリンガルの日本人ケビンと日本人仲間の3人による、英語にまつわることをコンテンツとした、日本語の解説番組です。

視聴したのは、日本語では当たり前なのに英語には無い言葉がテーマの動画。

英語ひと言で言い表せにくい日本語として、「迷惑」、「生きがい」、「しょうがない」、「忘れ物」、「微妙」、「懐かしい」、「面倒」など。これらを英語で表現したらこんな感じ~、と紹介する内容。

シチュエーションで意味が変わったり、感情とセットになっている日本語は、英語でシンプルに表現するのが難しいようです。

「微妙」には”Hhh~”、「懐かしい」には”Wow~”などの感嘆詞で感情を表したり、「面倒」だと、だるい的な意味では”I'm too lazy"、ウザい意味では"F**k you !!"とか。

 

へぇ~と感心して観ていると、最後に取り上げられた日本語が、「お湯」!!

日本人的には、ホットウォータ=お湯(あっちちに沸騰した「水」)の感覚。

ケビンによれば、欧米では、ホットウォータ=シャワーを浴びるときの、約40度ぐらいの「水」らしい。日本人の感覚に比べ、意外と温度が低い。

なので、カップ麺用のお湯が欲しい時には、Boiling hot water と伝える、温度を指定する、シチュエーションを説明する、などで伝えないと、あっちっちのお湯はもらえないようです。

 

ということで、海外トレランレースのエイドでカップ麺のお湯が欲しいときは、以下を試してみましょう(注:効果は未確認)

Boiling hot waterあっちちのお湯がほしいんだと、はっきりわかる英語表現を使う

Hot water for instant noodleカップ麺につかうんだよと、使用目的を伝える

Hot woter over 90 (ninety) degrees90度以上の熱いお湯と、欲しい温度を伝える

カップ麺のイラスト

海外レースでアタフタすることが減るといいなぁ~

”ソルト(塩)”が伝わらない問題は、未解決。誰かご存じないですか?

 

 ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。

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