今年2021年2月に発売されたColumbia Montrail F.K.T Atempt (コロンビア モントレイルF.K.T アテンプト)、モントレイルの名作「バハダ」の継承モデル、次のレース用に購入した。5月の阿蘇ART(121km)用のシューズを探していて、流行りの厚底やカーボンプレートも気になるけれど、長年使ったバハダへの愛着からアテンプトに決定。早速履いてみたので、今回印象などを書いてみました。
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0. バハダ使用歴
過去にバハダ、バハダⅢを、下記レースで使ってきました。
・バハダ(2017年) Vibram HK100(100km)、SPAトレイル(72km)
・バハダⅢ(2018年) UTMF(160km)
バハダⅡが出て、型落ちして安くなっていたので買ってみたのが、バハダとの出会い(汗)。トレイルはもちろん、林道、コンクリート階段、ロードなどあらゆる路面を無難に対応できるので気に入っています。100km前後の距離なら、厚底でなくても十分でしょう。
1. 構造
(1) 外観
歴代のバハダ同様、デザインはシンプル。オーソドックスな外観です。
使い古しの破けたシューズが見苦しいですが、比較のため並べた写真を載せました。
左からバハダ、アテンプト、バハダⅢ
(2) ソール形状
バハダを継承しているのがソール。ソールのパターンがほぼ同じですね。ソールの硬さはどちらかといえば柔らかめ。
ソール写真(左からバハダ、アテンプト、バハダⅢ)
(3) アッパー
歴代バハダとアテンプトとの一番の違いは、F.K.Tで既に導入されているソックスライナーの採用。アッパーとシュータンを一体的化するメッシュ生地により、足を包み込むような構造となっています。
2.印象
(1) 履いてみた感触
着地の安定感がいい。 当日の路面がドライだったこともありますが、グリップ力に安定の安心感があります。またシューズの屈曲性が今までよりもある印象。見た目よりも柔らかいので、走りやすい。あと、先端の圧迫感が少なく、足指を中で動かせるのもいい感じ。
(2) 気になる点
気になったのはソックスライナー。特に下りの時ですが、内部のソックスライナーがズルっと滑るような感じが、たまにありました。慣れていないこともあるし、少し大きめのサイズにしたので、足とシューズに遊びが大きいから、かもしれません。それと、履く時に不用意に足を突っ込むと、ひっかけてメッシュ生地を破いてしまいそう。ソックスライナーに、慣れる必要がありそうです。
あとは、小指の部分の生地の耐久性。使っていると、小指の所が破けてしまうのは、どのメーカーでもあるみたいだけども、小指がコンニチワせず、どれだけ長く使えるか、やはり気になります。
3.まとめ
歴代のバハダ同様の安定感があり、バハダ愛好者のボクも納得の一足だと感じています。オーソドックスなシューズなので、路面を選ばず、初心者からベテランまで幅広い層で、オールラウンドに使えるシューズですね。お手頃価格なのも嬉しいです。
アテンプト(attempt)の意味は「試みる」。FKTモデルの中で、ちょっとお試しをしてみたシューズなのかなぁ。とはいえ、今後も「バハダ」シリーズが続いてくれることを期待しています。
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪