UTMB2019参戦時に参考とした、本やネットなどを紹介しておきます。
UTMBについては、ネットや雑誌に、すでに多くのランナーが書いた過酷な体験記事がたくさん。これらの記事を読むたびに、不安からマイナスの想像がどんどん膨らみ、どうしたらいいとぉ?って不安になってませんか?事実ボクは、UTMBに当選してから不安だらけでした。
そんな中、今回紹介している前半の雑誌とブログは、完走が大目標の市民ランナーに寄り添った内容だったので、読み込んでいろいろと参考にしました。ボクの冒険記の中で書いているレース対策などのほとんどは、この雑誌とブログで学んだものです。
1.雑誌 RUN+TRAIL
1つ目は、トレイルランナーにとっての定番雑誌「RUN+TRAIL」。この雑誌のUTMB特集の2冊、別冊とVol.6をおすすめします。市民ランナーの完走術のコーナーにあるタイムテーブル、まさに完走ぎりぎりを想定した時間配分が示されていて、レースプランを組み立てるのに有効でした。
特に、別冊「CHALLENGER」は、UTMBの情報が凝縮されたボクのバイブル的雑誌。トップ選手の記事や完走タイムテーブル以外にも、激走モンブランの裏舞台は読みごたえがあるし、エギーユ・デュ・ミディの楽しみ方など、内容が盛りだくさん。「CHALLENGERS」と書かれた表紙もかっこいい。UTMBコースの絶景写真が満載で、ペラペラめくるだけでも楽しくなります。
RUN+TRAIL Vol.6、レース情報以外にも、シャモニ街の地図と情報が嬉しい。
2.蚊取り線香塾のブログサイト
2つ目は、蚊取り線香塾のブログ。ご存じの方も多いと思うのですが、ここに書かれている「UTMB完走のためのヒント」は秀逸。UTMBを完走する確立を高めるために必要なこと、そして直前の調整方法は、説得力があって、強く影響を受けました。準備はこの記事を参考、いや、ほぼその通り従って準備を進めていました。ヒントは複数年でいろいろ書かれてあるので、通して目を通してみることをお勧めします。
- UTMBは山の早歩きレース
- 寝ないで長時間山を歩く練習をする
- 失敗するランナーの多くは、直前の練習量が多すぎる
- 荷物減らさず、体重減らせ
- UTMBはアウェイの戦い
現地ツアーや事前講習会などもあるようなのですが、地方在住なこともあり、まだ参加できていません。いつかお会いし、お礼をしたいと思う程、この記事の数々には感謝しています。
3.フェイスブックのUTMBグループ
もし、フェイスブックをされているなら、UTMBのグループに参加しましょう。日本人のグループもありますが、おすすめは海外グループ(UTMB 2019のプライベートグループなど)。申請すれば、何も書かなくてもグループに入れてもらえるので、躊躇なくポチりましょう。現地の様子などの写真がアップされることがあり、それらを見るだけでもワクワクした気持ちになります。記事の内容が気になればGoogle翻訳すれば済むことです。
4.激走モンブランのDVD
UTMB2009で鏑木氏が3位になった時の、超有名なNHKの映像ですね。 疲れた時のモチベーション上げ用ビデオとして、繰り返し見ていました。レース本番中、映像で見た風景に出会えた時には身震いします。
添付は2012年版
以上参考としていた情報媒体。まあ、目新しいものはないかもしれませんが、参考までに紹介しました。
もちろん、いろんな方のブログなどの情報も、とても参考にさせて頂きました。ボクの冒険記は、そのお返しのつもりで書いているのです。
RUN+TRAIL別冊「CHALLANGER」の表紙をめくると、三好礼子氏の投稿「UTMBびと」に、パリダカ創始者の名セリフがドンと書いています。
冒険の扉は用意した
その扉を開けて運命に挑戦するのは君だ
望むなら連れていこう
UTMBへの準備している間、不安になった時には、このセリフを見返して、気持ちを奮いたたせていました。UTMBは、特別な人しか完走できないような、雲の上のレースではありません。多くの人に、冒険の扉を開いて欲しいと思います。
ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。
では、また。
UTMB2019冒険記の目次
UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪