健脚ラボ

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【読書】頭を鍛えるために大切なことは脳トレよりも身体を動かすこと:運動脳

民放TV「世界一受けたい授業」(2023.01.21放送)で、ちょうど読みかけの本「運動脳」が取り上げられていたので、急遽紹介してみます。

日常的に体を動かすことが脳によい影響を与える、との内容は、脳科学の最前線を紹介した一冊です。読んだら、外へ走りに行きたくなるりました。

以下、関連記事

運動が脳を鍛え、うつ退け、集中力上げるカラクリ | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

ランニング・ジョギングのメリットとして、心や脳によい影響があると、よく言われていますね。

例えば、

  • 脳の活動が活発になって集中力が増す
  • 記憶力がよくなる
  • 頭の中がスッキリして整理できた
  • アイデアが浮かぶ
  • ストレスが緩和

本書は、これらの運動が脳の働きを高めるメカニズムについて、「現時点で最新の結論」を科学的に紹介した内容。

私たちは本来、狩猟採集民なのである

食べ物や住処を探し続けるため、運動の報酬として多幸感を与えるように、脳が進化してきたとの展開は、本「Born to Run」の”走るために生まれた”の考えにも通じるところがあり、腑に落ちました。

 書名 運動脳

 著者 アンデシュ・ハンセン

 訳者 御船 由美子

 初版 2022年9月 

おすすめポイント

  • 脳にまつわる話なので、どうしても聞き慣れない用語が出てくるものの、かみ砕いた平易な表現や事例で、素人にも分かり易く書かれている。(ちょっと冗舌感はあるが、Born to Runよりは読みやすい)
  • 脳トレアプリ、サプリメント、奇跡のメソッド、民間療法などを幻想として、バッサリ切り捨てるのは爽快
  • ”身体を動かせば心身が健康に、脳の働きは強化される”との事例が繰り返し紹介さされているので、ランナーとして読んでいて楽しい。
  • ”効果があるのはランニング”と何度も出てくるので、ランナーとして単純にうれしい。
  • 村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」の中から、村上さんが、毎日10キロ走ることを例にとり、創作プロセスに運動が欠かせないことを紹介する箇所がある。好きな本を取り上げられていて、単にうれしい。
  • ランニングやウォーキングをさぼる言い訳をあれこれ考えるのも、非常時のためにエネルギーを節約させようとするためと、「狩猟採集民の脳」と関連させた考えも面白い
  • 走りすぎると忘れっぽくなる。ウルトラ系競技の記憶力への影響の分析も興味深い

本書の、”身体を動かせば心身が健康に、脳の働きは強化される”の内容は、巷によくある話なので、目新しさはあまりないものの、運動が脳の働きを高めるメカニズムを丁寧に分かり易く紹介されている点は興味深い一冊でした。

自身のためにできるできる何より大切なことは身体を動かすこと、これ大事ですね。

外に出て体を動かそう そして脳を動かそう!

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